2021/04/08 17:56
コロナ禍でもアートを楽しんでほしい!
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、美術館に行きたくても行けない方も多いのではないでしょうか。
大阪市立美術館(天王寺公園内)は、現時点では展覧会は通常通り開催しているのですが、
例年と比較するとやはり、さみしい状況です。。。
豊臣の優品を「図録」で
そんな中、ご自宅でアートを楽しんでいただける方法が「図録」の購入です。
今回は、大阪市立美術館で開催中の特別展「豊臣の美術」の図録をご紹介します!
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特別展「 豊臣の美術」
2021年4月3日(土)~5月16日(日)
大阪市立美術館(天王寺公園内)
休館日:月曜日(5月3日は開館)
>>> 詳細はこちら
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日本史上もっとも立身出世をとげた人物はだれか?
と問われたら、大多数の人が最初に名前をあげる人物、それは「豊臣秀吉」ではないでしょうか。
重要文化財《豊臣秀吉像》(部分)
慶長3年(1598)賛 京都・高台寺蔵
織田信長の遺志を継いで全国統一をなしとげ、大坂に政治拠点を定めた天下人・秀吉とその一族は、強大な権勢と富を手中におさめ、
絢爛豪華な桃山文化を隆盛へと導きました。16世紀末から17世紀初頭のわずか30年余の短い期間でしたが、
豊臣氏がリードした文化創造のトレンドは、人々の美意識に大きな変革をせまり、桃山美術の潮流を醸成する原動力となりました。
大坂の陣で敗れて滅亡の道をたどった豊臣氏に直接関わる美術工芸関係の遺品は、勝者である徳川氏のそれに数的には
及ぶべくもありません。
しかしながら、関係寺社、皇族・貴族、恩顧の大名らのもとを経て、少なからぬ優品が今日まで伝えられています。
秀吉の神格化にかかわる多数の肖像、秀吉夫妻の遺愛品である優美な蒔絵調度(高台寺蒔絵)をはじめ、
唐物茶道具、刀剣など一族が収集した名物の数々、あるいは御用絵師・狩野派による寺院障壁画や太閤秀吉を
追慕する風俗画まで、古文書、甲冑類を除いても、その内容は実に多彩です。
国宝《短刀 銘左/筑州住(号じゅらく(太閤左文字))》(豊臣秀吉所持)
南北朝時代・14世紀 ふくやま美術館
★刀剣好きにはたまらない!
《蜻蛉燕文様陣羽織》(伝 豊臣秀吉所用)
桃山時代・16世紀 大阪城天守閣
★秀吉って思ってたよりも、、、小さい??
今回は、これら豊臣ゆかりの品々から国宝3件、重要文化財22件を含む約80点の精華をよせ、
激動の時代を映す壮麗な造形をご紹介しています。